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TORCHスタッフが行く!日光エリアトレッキング⛰️~鳴虫山編~

執筆者の写真: TORCHTORCH





1. はじめに

TORCHのある日光エリアには、ハイキングやトレッキングにぴったりの山がたくさんあるんです!

「でも、本格的な登山はちょっと不安だな…」

そんなあなたも大丈夫!

このブログでは、登山好きなスタッフが、初心者の方でも比較的安心して楽しめる、TORCHから簡単に行けるトレッキングコースをご紹介します。

記念すべき第一弾は、日光連山の入門コースとも言われる「鳴虫山(なきむしやま)」です!

鳴虫山は、標高1,103mの山で、山頂からは日光連山などの美しい山々を見ることができます。登山道も整備されているので、登山初心者の方でも安心して登ることができます。

ルートの途中には、観光スポットである「神橋」や「憾満ヶ淵」もあるので、山の楽しさだけではなく、日光の魅力も味わうことができます!


今回のブログでは、鳴虫山の魅力や登山ルート、注意点などを詳しくご紹介します!

この記事を読めば、あなたもきっと鳴虫山に登ってみたくなるはず!



2. コース内容


▼今回紹介するルート



今回はTORCHスタートで、反時計回りに鳴虫山 - 神ノ主山 - 天王山 - 日光駅前通り - 憾満ヶ淵を辿ってTORCHゴールのコースを紹介いたします!

全て徒歩、距離にして約12km 健脚の方で大体5~6時間程のコースとなります。

日光駅前通りに出てしまえば、あとはバスでTORCHに戻ることもできるので、体力が不安な方も安心!


ヤマレコというアプリで山行記録を公開しているので、時間配分や高低差等をより詳しく知りたい方はこちらをご覧ください(ヤマレコ山行記録)



それでは出発です!!

まずは、TORCHから鳴虫山登山道入り口がある『日光第一発電所』へ向かいます。

建物の奥、一番高く見えている山が今回登る『鳴虫山』になります



道中、去年閉校になった日光市立安良沢小学校や、綺麗な石造り風の吊り橋を通ります。

最も多い時は1200名以上の生徒が在籍しており、TORCHのある安良沢エリアを昔から支えてくれた小学校です。

また、吊り橋の麓には松尾芭蕉の句碑があるので歴史や俳句が好きな方はぜひチェックしてみてください!




日光第一発電所に到着したら、写真左側のじゃり道から登山道へ入ります。

この発電所に併設されているダムは、以前のブログで紹介した貴重なローリングダムとなっています。





ここから先は舗装されていない登山道となるため、道を間違えないよう注意して進んでいきます。

序盤は林業の方々がつかう林業専用道があるエリアとなるので少し迷いやすくなっていますが、目印として木に『○』が書かれているので、それを辿っていきましょう。



しばらく進んでいくと、木の根が露出している急勾配が続きます。

足元が取られやすいので、設置されているロープを使いながら気をつけて登っていきましょう。

時より後ろを振り向くと、TORCHや安良沢の街並みが木の隙間からちらっと見えてきます。



道中は、キツツキが木を叩く音や色々な鳥のさえずりが聞こえてきます。ミツマタの群生地なんかもあるので癒され休憩しつつゆっくり登っていきましょう!

ちなみに、ミツマタの見頃は4月中旬ごろなので、もう少しですね!

撮影時は蕾の状態でまだ咲いていませんでした💦



尾根伝いに進んでいくと、標高1084mの合峰に到着します。ここまでくれば鳴虫山の山頂はもうすぐ!

ここの時点で標高で300m近く上がってきています。



鳴虫山山頂に到着!

山頂からは日光連山などの美しい山々を見ることができます。

山頂には腰掛けることのできる木があるので景色を楽しみながらティータイムなんかがおすすめ!




ここから先は基本下りになるので、挫かないよう気をつけて下っていきましょう。

途中の尾根に、針葉樹と広葉樹の境目があり、植生や季節の移ろいの違いなんかも楽しめます。



そのまま登山道を下っていくと日光駅前通りに出ることができます。

朝の6~7時ごろから登ると、ちょうどお昼頃になるのでここら辺で昼食にするのもいいですね!

疲れてしまった方は、ここら辺からバスに乗ってTORCHに帰ることもできます!



体力が残っている方は、まだまだ楽しむポイントがあるので頑張っていきましょう!

東照宮方面に歩いていくと神橋が見えてきます。

時間と体力に余裕がある方は、そのまま東照宮なんかもいけちゃいますね。

今回、東照宮はパスして次の目的地『憾満ヶ淵』を目指します。



大谷川を左手に進んでいくと憾満の道を案内する看板が見えてきます。

このルートに沿って進んでいくと憾満ヶ淵に到着します。




ここには化け地蔵(ばけじぞう)とよばれる約70体の地蔵群があり、数えるたびに数が違うといわれることからその名が付けられています。ぜひ自分でも数えてみてください。

右手には男体山から噴出した溶岩によってできた奇勝と大谷川の清流が流れており、そのまま上流へ抜けていきます。



上流に進んでいくと、登山道の入り口『日光第一発電所』に着きます。そのまま行きで通った道を戻れば無事TORCHに到着です!お疲れ様でした!



3. おすすめの服装・注意点


◼︎おすすめの服装

・洋服

登山をされる方は、いつも着ている服装で問題ありません。

登山をされない方は、動きやすい

季節にもよりますが、途中は日陰になるエリアも多いため防寒着を準備しておきましょう。

また、急登エリアもあるため、汗をかくことも想定し、アンダーウェアを選びましょう。


・足元

木の根が多く、足を挫きやすいエリアがあるため、履き慣れた登山靴またはハイカットの登山靴がおすすめです。

また、5~9月ごろはヤマビルが発生します。足元付近の素肌が見えていると、血を吸われてしまうので、できるだけ素肌を隠して対策しましょう。

足首を隠せるゲイターもおすすめです。

ゲイターを使用したい方は、数に限りはありますがTORCHにてレンタルしているのでお気軽にお声がけください。



◼︎注意点

上記で述べたとおり、時期によってはヤマビルが発生します。ヒルよけスプレーなんかも最近は販売しているので、気になる方はお使いください。

また、日光エリアは熊もいるので、冬眠時期以外に入山する場合は熊鈴も持ち歩きましょう。



4. まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、日光連山の入門コース「鳴虫山」をご紹介しました。

鳴虫山は、登山初心者の方でも楽しめる山でありながら、日光の魅力も味わうことができる魅力的な山です。

TORCHから、比較的アクセスも良く、日帰りでも十分に楽しむことができます。

「登山に興味はあるけど、なかなか一歩を踏み出せない…」という方は、ぜひ鳴虫山から登山デビューしてみてはいかがでしょうか?


TORCHでは、登山に関する情報提供や、登山後の疲れを癒すための快適な空間をご用意しています。

登山についてもっと知りたい方や、TORCHでの宿泊について興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

次回の「TORCHスタッフが行く!日光エリア『絶景』登山⛰️」もお楽しみに!



  この記事を書いた人   

ペンキを塗る男性

Tetsuya Iwasaki

アウトドア部門マネージャー

SUPインストラクター


アウトドアやDIYが大好きなTORCHスタッフ。

キャンプや登山、マリンスポーツが趣味で休みの日は基本外にいます!アウトドア好きの目線で色々なことをお伝えします!


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